消防署

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安全な除菌・消臭

令和元年中の救急自動車による救急出動件数は663 万9,751 件(対前年比3万4,538 件増、0.5%増)、搬送人員は597 万7,912 人(対前年比1万7,617 人増、0.3%増)で救急出動件数、搬送人員ともに過去最多を記録しました。
つまり、一日平均約1万8,000件、およそ4.75秒に1回救急隊が出動していることになります。今後も件数は増える傾向にあります。
119番への通報から到着・応急処置・搬送そして医療機関へという一連の救急活動は、日々進化を遂げている中、衛生管理業務の安全性と効率を進める上で活用されているのが「レドックスター」です。
従来、車内の消毒に使われてきたグルタルアルデヒド等の薬品には発がん性の有る物も含まれていて、安全な衛生管理という点で大きな障害になっていました。弱酸性除菌水「レドックスター」の絶大な除菌効果は、救急活動の現場で注目を集めています。

1.搬送中の感染防止
感染患者の搬送中での感染防止に

レドックスターの効果は結核菌に対しても有効である事が実験で確認されています。搬送中にも噴霧できるように改造した「レドックスター噴霧器」を使用することで、感染患者搬送中の、感染防止対策となるでしょう。
レドックスターは消毒用アルコールさえ効果が顕著ではない菌やウイルスに対してでも効果が有ります。

2.業務の安全性と効率化

通常の使用方法

車内の除菌
持ち運びできる「レドックスター噴霧器」を車内に設置して1~2時間作動させます、超音波振動により微粒子となったレドックスターが機器の隙間等にも行き渡り、隅々まで除菌・消臭を行います。人体はもちろん精密機器や電子機器等にも影響は有りません。
除菌後の換気の手間もかかりません。

日々の衛生業務では、
スプレーするときは200mg/L以上を目安として使用してください。
空間除菌で噴霧するときは20~50mg/Lです。
介護器具の洗浄、手指の洗浄清拭タオルでは50mg/Lで使用します。

弱酸性次亜塩素酸水の除菌効果
医療現場等では、弱酸性次亜塩素酸水の除菌効果が非常に高い評価を受けています。塩素(遊離塩素)は、含まれる水溶液中のpHによって塩素、次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンと形を変えることが知られています。除菌力の主要である次亜塩素酸が多く含まれる弱酸性で最大の効果を発揮します。

人体への影響
レドックスターの有効成分は、次亜塩素酸(HOCl)です。
赤ちゃんが使う哺乳瓶や保育器等の高い安全性が求められる器具の消毒等に使用されて来た成分と同様の安全性を次亜塩素酸は持っています。
そればかりではなく、人体で異物を除去するためにも活躍していることから次亜塩素酸の安全性が十分ご理解いただけると思います。

3.薬剤コストの低減
薬剤を菌に合わせて複数用意し、取り替えて使用するのが従来の除菌方法でした。
除菌範囲の広いレドックスターでは、医療機関で問題となるほとんどの菌やウイルスに有効であることが実験で確認されているため、他の薬剤を用意する必要がありません。菌に合わせて薬剤を選ぶ必要が無いため、作業が軽減されると共に、一つで済むので薬剤コストも軽減されます。
また従来の車内消毒の様に薬剤噴霧の為の炭酸ガスを用意する必要もありません。